唯一生き残るのは変化する者である。」
チャールズ・ダーウィン
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去年の12月くらいから、人差し指の付け根あたりに痛みが出るようになった。
捻挫のときのような、鈍い痛み。
痛みもあったりなかったり、、湿布しても治る気配もなく。
見た目も腫れてるわけではないのに、ちょっとしたときに鈍痛が走る。
原因を突き止めたくて、整形外科でレントゲンをとってもらった。
一番左の親指のところに丸で囲んだ小さな骨がある。
これって誰にでもある骨。
ところが私には、赤い丸で囲んだところにも小さな骨があった。
骨のフォルムって美しいね。
赤い丸の中に小さな骨、うっすら見えるでしょう?
この骨のせいで腱鞘炎になったのが、痛みの原因だろうとのこと。
この小さな骨は、種子骨って言うんだって。
手や足の関節の付近の靱帯(じんたい)や腱の中にあって、滑車のような役目を
果たしているんだって。
普通は親指のところに2個あるらしいけど、人差し指の付け根にあるのは
稀なことらしい!
人より余分に骨があると聞いて、テンションが上がった。
X-MENで言うところのミュータントとか、ガンダムで言うところのニュータイプみたいじゃんか。
これは、と思ってネットでもう少し情報を調べてみた。
種子骨って、四足歩行の動物にはよく見られるもので、
人間は進化の過程で四足歩行の動物のように体重を支えることが
無くなったから、種子骨が退化していったそうです・・・
つまり、人より種子骨が多い私は、まだ進化の途中ってことか!
ニュータイプどころか、キュー(旧)タイプ。
あ、でも考えようによっては、進化に対する伸びしろが人より多いということでもあるな。
と前向きになった次第です。
退化って、進化の反対語のように思われるけれど、
実は退化することと進化することはセットなのではないかな。
不要な物が淘汰される(=退化)ことによって必要な物が研ぎ澄まされる(=進化)。
その果てが、ドゥーガル・ディクソンの「マン アフターマン」の世界。
はてさて、私の血族はどのタイプに進化するのだろうか。
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